米国でいま起きていること
分 断
大統領選から3週間が過ぎようとしていますが、ハリス派とトランプ派の分断が家庭内にも及んでいるとの報告がありました。激戦7州で両者の支持は拮抗していると言われていました。私はハリスかもと思っていましたが、ある知識人の方が「なって欲しく候補がなるんですよ」と話されているのを聞いていましたが、結果は激戦7州でトランプ氏が勝ち復活当選を果たしました。7月13日の暗殺未遂事件で拳を振り上げた写真は確かに力強く見えました。年明けトランプ大統領誕生でますます国内の分断が進むのでしょうか。
Z世代と「ポッドキャスト」「マノスフィア」
今回の選挙で大きな働きをしたのが、「ポッドキャスト」と「マノスフィア」が大きかったと、ニューヨーク在住 ジャーナリスト シェリーめぐみ氏が伝えていました。私には初めて聞く言葉でした。「ポッドキャスト」は無料のインターネットによるソーシャルメディアで、例えばジョー・ローガンの「ポッドキャスト」はスポティファイとユーチューブを合わせて、フォローワァーが3300万人もいて「ポッドキャスト」界のキングと言われているそうです。トランプ氏を迎えた回は3時間の番組にも関わらず、再生回数5000万回だそうです。そして若いZ世代に大人気で、このZ世代が「マノスフィア」と言われるコミュニティを形成してると言われているそうです。「マノスフィア」は直訳すると「男の世界・男の文化圏」になり、男性を中心としたオンラインコミュニティネットワークです。Z世代を取り込みたいトランプ氏と「ポッドキャスト」と「マノスフィア」の相性がバッチリはまった様です。
※11月30日放送された東京FM「TOKYO NEWS RADIO」内のFromニューヨークからの抜粋です。
興味ある方は「radiko」にて配信されています。
▪️出典・引用/東京FM TOKYO NEWS RADIO
ゲストニューヨーク在住 ジャーナリスト シェリーめぐみ氏