オノマトペ VOL.2
擬音・擬態語
コロナ禍の2021年4月18日にまだこのブログを始めて間もない頃でした。
「オノマトペ」と言う何やら摩訶不思議な言葉について書きました。その当時は物事の様子や感情を表す「擬音・擬態語」と理解しました。例えば「雨がシトシト」とか「風がビュービュー」又は「眼がキラキラ」「やる気がドンドン」など日本には世界でも類をみないオノマトペが4,500語以上あると言われています。
魔法の効果
テレビ寺子屋と言う番組で、このオノマトペ研究者の藤野良孝先生のお話を聞きました。
単に「擬音・擬態語」だと思っていたこのオノマトペは、音読(声に出す)と組み合わせる事により効果が倍増するそうです。
音読は文章を見る、声を出して読む、読んだ声を聞くなど複数の動作を同時にする事で、前頭前野を活性化する為、「記憶」「判断」「思考」「創造」「集中」などが高まり、声に出してこのオノマトペを実行する事により普段の行動も違ってくるそうです。
「カッチ」と鍵かけた、「パッチ」と電気を消した、「ピタット」ガス消したなどで、記憶に残り「あれ?」と言う不安がなくなるそうです。
そして人とのコミュニケーションにもオノマトペは大事です。命令口調になりやすい場面やお願いする時も「チャチャッとやっちゃおうか」「パパッとお願い」など相手の気持ちも考えながら、オノマトペの優しいリズム感が残りますね。
▪️出典・引用/テレビ寺子屋・藤野良孝先生HP