新種のタンパク質

痩せにくい・太りやすい

運動しても痩せにくい人と痩せる人のちがいは、この新種のタンパク質が影響している事を神戸大学の研究グループが発見しました。先月18日、15年前に発見した新種のタンパク質について、運動した時のエネルギー消費を促進する働きがある事を解明したと発表しました。個人の痩せやすさや太りやすさにも関係しているとして、新種のタンパク質が作用し運動によって体重が減るメカニズムも解析。研究が進めば肥満を改善する新薬の開発につながる可能性があるといいます。

木下先生によると私達が運動する時のメカニズムは、運動により筋肉がエネルギーを消費していき、そのエネルギー源として脂肪等を燃焼させる結果体重が減ります。運動によりこのタンパク質が筋肉に増えてきて、エネルギー消費を促します。運動によりこのタンパク質が増えやすい人は痩せやすく、逆に増えにくい人は運動しても痩せにくいと言う特性があります。このタンパク質は男女差がなく遺伝も関係なく、太っている人と高齢者は増えにくいと言う特徴があります。運動しなくてもこのタンパク質を増やす新薬の開発が進めば、世界中の肥満者にとり朗報となるそうです。

▪️出典・引用/文化放送「おはよう寺ちゃん」ゲスト/鎌倉女子大学教授 木下博勝先生

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

コマンドセンサー

前の記事

土用の丑の日
コマンドセンサー

次の記事

熱中症対策