ともちゃんの無人野菜スタンド

新鮮な野菜が全て100円

全て100円

東京の恵比寿にちょっと変わった、無人野菜スタンドがあります。今朝、NHK「Dear にっぽん」で放送されていて思わず見入ってしまいました。主人公は大志茂 智子さん(54歳)です。野菜は美味しく、新鮮、安くてすべて100円です。経費をかけれないので、無人野菜スタンドです。野菜は片道2時間かけて、埼玉にある東京ドーム半分ほどの無農薬・除草なしの畑から恵比寿まで運ばれます。お手伝いは息子の聖(さとる)君です。中学3年生ですがこの1年不登校が続いています。人との付き合いが苦手で、自宅でがゲームばかりの日々が続いていましたが、この無人野菜スタンドを手伝い初めて、人との触れ合いの中で聖(さとる)君も変わってきます。

優しさのわけ

ともちゃん メッセージボード

この無人野菜スタンドには変わったメッセージボードが貼られています。それは「ともちゃんがいるから安心して下さい」「未来を不安に思わないで下さい」というものです。書いたともちゃんは「みんな不安でしょ」「だから大丈夫だよって勇気づけるために書きました」と番組内でお話をされていました。元々広島の農家の娘に生まれ、18歳で上京し不動産業に就職したともちゃん。時はバブル経済真っ只中で、脇目もふらず成果を追い求めていたそうです。転機がおとずれたのは39歳で息子の聖君が産まれた時でした。何時でも一緒にいられるようにと八百屋を始めました。ある時一人の若者が「1ヶ月に1回しか来れなくてゴメンなさい」と言われ事情を聞いらた、一流企業なのに生活が苦しく手元にお金がほとんど残らないと言われ、涙が出るほどショックを受けたともちゃんは決意します。若者が多いこの恵比寿に無人野菜スタンドをオープンします。ともちゃんのメッセージボードに対して、若者たちからの返信メッセージが沢山貼られています。ともちゃんは言います。人も野菜も「十人十色 いろんな人もいるし いろんなん子(野菜)がいるってことです」「だから大事」

▪️出典・引用/NHK 「Dear にっぽん」※初回放送日:2023年7月30日/写真 女将の食卓HPより

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