物流がパンク寸前

物流2024年問題

働き方改革関連法の改正法案が2018年6月に成立し、2019年4月から段階的に施行されています。そして2024年(令和6年)4月1日から「自動車運転業務」の時間外労働の上限規制が「年960時間の適用」が始まります。単純に12ヶ月で割ると1ヶ月80時間です。私にも友人・知人にドライバーがいますがどのような影響が出るのでしょうか。

物流業界の現状

物流ロボット evort HPより

EC(電子商取引)の爆発的な伸びにより2022年度宅配個数は「50億588万個」で10年前の2013年度「36億3668万個」から「13億7千万個」も増加しているそうです。私も皆さんも利用する宅急便です。この宅配ドライバーも含めた全ドライバーの年収が「大型トラック463万円」「中小型トラック431万円」全産業平均「489万円」よりも低くなっています。そして労働時間は荷物を待つ「荷待ち」や積み込みの「荷役」などがあり「大型トラック2544時間」「中小型トラック2484時間」で、全産業平均2112時間より労働時間が長くいわゆる物流の担い手不足になっています。

時間指定・再配達

私は時間指定(日はします)もしないし、3年前から再配達は生鮮食品・冷凍食品以外はしてません。全て玄関に設置したBOXに置き配にしてもらってます。個人的にはそんなに明日必要な物はないし、この再配達はドライバーの時間外拘束に繋がるそうです。一人のドライバーが扱う配達荷物はベテランドライバーで120~150個と言われています。業界の改善が進まなければ2030年には荷物の
35%は運べなくなると言われおり、自分たちで出来る小さな事から協力してみませんか。

▪️出典・引用/TOKYO MX TV ・TUMIX アイキャッチ画像 ヤマトグループ HPより

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