世界が驚いた

3割が65歳以上の高齢者社会

先週は成人の日があり、全国から新成人のニュースで沸いていましたね。2022年4月に改正民法が施行され、2023年を18歳で迎える新成人は約112万人で、総務省が統計を取り始めてから最も少ないそうです。今や日本は世界で最も高齢化が進んでいる国です。65歳以上の高齢者数は2025年には3,589万人になり、総人口に占める割合は28.7%で3割が65歳以上の高齢者社会となります。しかし、単に年齢で判断しないで下さいね。体力があり、キャリアを重ねたバリバリの皆さんが沢山いらっしゃいます。

世界最高齢のプログラマー

1万年堂出版 著作 表紙より

私は本当に驚きました。皆さんもニュースなどでご存知かと思いますが当時、2017年に81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を開発した若宮 正子さんです。しかもパソコンやプログラミングの習得は独学に近いんです。若宮さんは現三菱UFJ銀行に就職されて、定年退職されるまで業務でパソコンを使った事はなかったそうです。しかし、創造性豊かな若宮さんは、定年まじかで電話回線を使ったインターネットに興味を持ちます。『マーチャン』というハンドルネームで年齢や性別の垣根を越えてやりとりができるネットにはまったそうです。そして、高齢者こそパソコンが必要と70歳を過ぎた頃に、表計算ソフト「エクセル」を使って高齢者向けに「エクセルアート」創りました。私は「エクセル」は全く使えません。(笑)

hinadan(ヒナダン)

アップルCEOが最も会いたかった人

若宮さんの知名度を一気に押し上げた、アップル社 iphone向けアプリです。開発は高齢者向けアプリが少ないと感じた事が動機になりました。そして、新聞記事に掲載されて興味を持った米国CNNから若宮さんにメールが届きます。このやりとりも「グーグル翻訳」を使ってやられたそうです。このCNNの記事で若宮さんの名前は世界的になります。そして、国連総会での演説をはじめ、アップルCEO ティム・クック氏とも面会をされました。若宮さんは言います。「とにかくバッターボックスに立ってバットを振ってみようと思ったんですよ。そしてら当っちゃたんですよ。自分でもびっくりです。本当に人生わかりませんね。だから、自分の未来に蓋をしちゃいけないと思いますね。」

▪️出典・引用/ 知るぽると /ACジャパン 何歳からでもひとは変われる