自分で防御する

デルタ株の強い感染力で一向に減らない感染者数ですが、ポイントと見られる若者向けのワクチン接種も儘ならず、後手後手の対策は一向に効果なし。皆さん自分の身は自分で守るしかないんでしょうか。順天堂大学医学部教授の小林 弘幸先生がラジオ番組にリモート出演されて、興味深いお話しをされてましたのでご紹介します。

免疫力を高める

一番大事な事は腸内環境を整える事です。腸内には全体の約7割の免疫細胞が存在しており、腸内環境を整える事が免疫力高めます。そのためには食事が重要で食物繊維をとる事が大事ですが、その中でも水溶性食物繊維とる事です。多い食物はきのこ、大根、ごぼうなどでこれらは腸内細菌と交わりに短鎖脂肪酸を作らせこれが免疫力を高めてくれるそうです。その次にタンパク質です。細胞などの根幹になるもので、きのこ、豆腐、鳥の胸肉、魚をとる。あとは重要なのはビタミンです。ビタミンCは免疫の根幹である白血球の機能を高めてくれます。パプリカ、ブロコリー、キュウイ、オレンジなどです。ビタミンDは免疫力のバランスを整えてくれます。牛乳、きのこ、いわしなどです。最後にビタミンAです。これは鼻や喉などの最初の砦と言われる自然免役を強化してくれます。ほうれん草、人参、うなぎ、かぼちゃなどだそうです。 

食事がポイント

朝食が大事で朝起きたら1時間30分以内にいただきます。夕食は寝る3時間前にいただきます。満腹にならないように腹7分目に抑えることが大事です。食事の順番も大切で最初に野菜を食べて、それからメインの食事をして血糖値の上昇を防ぐ事がポイントです。血糖値が上がると血管内部を傷つけて、これが免疫力の低下を招きます。また食後の軽い運動も血糖値の上昇を防ぎます。かるく肩の上げ下げやちょっとしたスクワットなども有効との事です。

▪️出典・引用/TBS ラジオ「生島 ヒロシ おはよう一直線」
       順天堂大学医学部教授 小林 弘幸 先生
      

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