「なんもしない人」
NHK72時間ドキュメント
現在、コロナ禍の影響で雇い止めにあったり、仕事ができない事が長期化したりなどで困っている人が、年代を問わず大勢います。そんな中で、頭をふっとよぎった番組がありました。2019年の年末ですが、タイトルが気になり番組を観ました。NHK72時間ドキュメント「なんもしない人」です。えっ!どういう事と思いました。ドキュメントの主人公「森本祥司」さん。この名前はTwitterアカント名です。そして、ただいるだけで会話以外は「なんもしない」ことが仕事になるんです。それを72時間追った番組でした。
1000件近い依頼
依頼内容は、自分の趣味の事や人に言えない悩みを聞いて欲しい、単にはなし相手になって欲しい、行きにくいお店に同伴して欲しい、作った料理を食べて欲しいなど、「森本祥司」さんが依頼内容を検討して、どこまで「なんもしない」かは判断して応じているようです。費用は依頼者に指定された所までの交通費と飲食代金です。これまで9ヶ月で1000件近い依頼があったそうです。単純に1日3~4件の依頼がある事になりますね。依頼内容により金額が違うとは思いますが、それなりの金額になる事は想像出来ます。「森本祥司」さんは既婚者で、お子さんが1人いました。それなりに日々の生活も充実されている様子です。4月から働き方改革、またコロナ禍でリモートワークの拡大などで、日々の生活が変化せざる状況で「森本祥司」さんの「なんもしない人」はインパクトがありました。