父の日に贈る

大人の流儀

発行所 講談社
もう縁がよれよれです

この題目は愛読書伊集院 静氏の「大人の流儀」からです。もう2回ほど読破していますが、外出時は必ずカバンに入れて持ち歩きます。人に起こるであろう出来事・経験を「春」「夏」「秋」「冬」とあり、その都度なるほどと思う言葉があります。そのなかでもご紹介したいのが「春」の中の一編です。

以下、大人の流儀「春」不安が新しい出口を見つける より一部抜粋
歴史を見ればわかるが、一つの国が不況に陥るのは数字ではない。人間がそうさせる。大臣の失言、銀行家の暴言などつまらぬ言葉で大衆は不安を抱き、景気は一気に傾く。
世のお父さんの飲むビールまで節約じゃおかしい。大人の男が仕事の後にやる一杯をケチってはダメだ。それに何でも安いのがいいという発想も愚かだ。物には適正な値段、つまり価値がある。安いものは結果として物の価値をこわすことになる。

アメリカ発祥「父の日」

6月18日第3日曜日は「父の日」ですね。「母の日」と同じくアメリカ発祥で100年ほど前、ワシントン州に住む「ソノラ・スマート・ドット」と言う女性が父親にも感謝する日をと牧師協会に言った事が始まりと言われています。「母の日」と比べると何となく影が薄くなりがちですが、普段は家族の為に一生懸命仕事するお父さんに、皆さんは何をプレゼントしますか。私は自営業の父にお酒ではなく、「養命酒」を贈った事を覚えています。何とトンチンカンな事。

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