ロックハート城

6/20日（月）午後仕事も終わり、お客様からの帰り道大宮バイパスを走っていました。赤信号で停車していたところ、右隣の4トントラックが目に入りました。コンテナ横に「ロックハート城」と書かれていました。最初どこかのホテルのネーミングかと思いました。しかしよく見ると「ヨーロッパの城を群馬に日本で最初に移築」と書かれていたんです。確かにナンバープレートは群馬です。前にブログ「かんずり」の中に書いたように群馬の隣の「新潟」出身です。群馬サファリパークは良く知っていますが、しかし地元友人・知人から「ロックハート城」なんて聞いたことがありませんでした。

200年近く前の英国の城

調べてみて驚いた事は、発端は1987年に俳優の津川雅彦氏が、北海道広尾郡広尾町に計画していたレジャーランド「夢の王国サンタ愛ランド」の中核施設とすべく、私費で1829年英国で建築されたロックハート城を購入したそうです。しかし資金計画を巡って町側と対立して、レジャーランド計画の受け入れを拒否されたため、ロックハート城は宙に浮いてしまいました。その後、1992年総合石材業を営む沼田市の株式会社サンポウが、宙に浮いていたロックハート城を買い取り、同社が高山村に建設していたテーマパーク「大理石村」内で復元されたそうです。津川雅彦氏はロックハート城の名誉城主に就任されました。（津川雅彦氏は2018年8月4日ご逝去。）夢のある俳優さんだったんですね。

ロケやイベントで活性化

中世ヨーロッパの町並みを再現した大理石村は、結婚式会場やライブ会場、ドラマのロケ地などとして利用されています。 又ロケ地としては、首都圏に近いヨーロッパの古城がある観光施設として口コミで広まり、様々なドラマやバラエティー番組、ミュージック・ビデオなどで利用されているそうです。たまたま止まったトラックのコピーから、知らなかった事が得られました。こんな事があるなんて本当に不思議です。

▪️アイキャッチ画像はロックハートHPより

▪️KOCK HEART https://lockheart.info/

▪️一部引用/Wikipedia