家具・家電のサブスクで起業

どん底から

ラジオ好きで、毎日聞いています。車で移動が多いことも一因ではありますが。そんな中でももう一度聞いてみたいと思う番組がありました。文化放送の大竹まこと「ゴールデンラジオ」です。テーマにも惹かれました。3/14~18日の「ゴールデンヒストリー」のテーマが「どん底から」でした。3月15日は大藪 雅徳(おおやぶ まさのり)さん26歳のお話でしたが、あまりには最初からインパクトありすぎでした。赤ちゃんが置き去りにされて公園等で泣いている事は度々ニュースにあります。大藪さんは中学3年生の時に捨てられたそうです。そしてインターネットに活路を見いだして起業をされた事に感銘を受けました。

以下は文化放送 大竹まこと「ゴールデンラジオ」ゴールデンヒストリーより抜粋引用です。

高校進学が決まった中学3年の春、両親に捨てられました。両親が帰らなかったことは今までもあり、珍しい事ではなかったと言います。しかしこの時はいつもと様子が違ったと言います。3日経っても10日経っても帰ってこない。そういえば冷蔵庫にはいつもよりたくさん食べ物が入っていた。大藪さんは捨てられた事に気づきます。家を追い出され、高校1年で中三の弟と路上生活を始めます。公園で寝泊まりをして、少しお金に余裕ができたら、ネットカフェで寝る。2人はホームレスになった事を学校には隠していました。「ばれたら通えなくなるんじゃないかって。あと、この状況を認めたくなかったというか、誰かを頼ったりしたくなかったんです。」コンビニには食べ残ししかないが、ファーストフード店に行けば新品のパンが捨てられている。路上で学んだことは学校では役に立ちません。結局、大藪さんはほとんど高校には通えませんでした。「普通の同級生を見ていて一番うらやましかったのは友達ですかね。ずっと友達がいなかったんで。」高校の学費、毎日の食費、たまに行く銭湯やネットカフェ。アルバイト程度のお金では生活が成り立たない。もっと稼ぐにはどうすればいいのか。大藪さんはネットカフェでビジネスを始めます。インターネットで商品を仕入れ、インターネットで売り手数料を稼ぐ。工夫をすればするほど、収入は上がっていったと言います。これがビジネスの現体験でした。本屋でビジネス書を立ち読みしながら、大藪さんは誓います。おれは経営者になる。こんな生活を続けながらも高校を卒業。しかも独学で勉強し法政大学に入学します。授業料が支払えず中退してしまいますが、2018年に起業。大藪さんが始めたのが家具・家電を月額で借りられる「エアールーム」。登録会員数は現在4万人以上。社員も50人を超えています。2020年には「フォーブスアジア」から30歳未満で活躍する優秀な人材の一人に選ばれました。

▪️引用/文化放送・大竹まことゴールデンラジオ「ゴールデンヒストリー」

株式会社 エアールームテクノロジーズ https://company.air-room.jp/