闇黒酸素
世界の常識が変わる!
酸素は光合成によって排出される事は皆さんご存知と思います。
ところが太陽の光の届かないはずの深海4000mで驚きの現象が発見されました。
イギリススコットランド海洋科学研究協会の研究チームが光合成によらず酸素が発生している事を発表。この光が届かない場所で起きる酸素生成現象は今「闇黒酸素」と呼ばれ世界中の注目を集めています。
その発生源とされるのが、マンガンノジュールと呼ばれる鉱物の塊です。
このマンガンノジュールはジャガイモ程の大きさで、マンガンやコバルト、ニッケルなどの希少金属を含む鉱物です。
これらの希少金属の表面で起きる化学反応で酸素が生成されている可能性があるとの事です。
この発見は「酸素は光合成によってしか生まれない」と言う従来の常識を覆すものとして、世界中から注目されています。
もしこれが本当とするならば3つの事が変わると言われています。
1. 海水・金属・微生物(酸素を排出)の3つ組み合わせが酸素を生み出してる可能性が明らかに なる。地球温暖化の対策に繋がる可能性がある。
2. 地球外生命体を発見する常識が書き換えられる。太陽の光が届かない惑星や衛星でも酸素が生み出されるとすると、NASAやJAXA、各国の探査の常識が変わる
3. 地球における生命の誕生と発展の研究に新たな可能性が生まれる。光合成によって酸素が生みだされ生命が誕生したとされる仮説に変更もしは修正など追加が必要になる。
驚きました。闇黒酸素すごい発見ですね。
▪️出典・引用/Interfm OCEAN BLINDNESS~わたしたちは海を知らない~