ファクターX

日本人が約6割保有「HLA-A24」

12月14日の朝のニュースで、世界的になぜ日本は新型コロナに対して「重症者」「死亡率」が低いのかと、報じていて思わず手を止めてしばらく見ていました。そうするとノーベル医学・生理学賞を受賞した、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授の提唱されていた「ファクターX」があるのではないかというお話がありました。「え!何、ファクターXって。ドクターXなら見ているけど。」と興味深々で見てしまいました。それによると先週、理化学研究所が「日本人に多い特定の免疫タイプが要因の一部だと解明した」とする研究結果が発表されたとの事でした。それによると、研究チームは日本人の約6割が持つ「A24」という白血球の型に注目。このタイプの人の血液の細胞を、ウイルスのスパイクたんぱく質の一部であるペプチド「QYI」に投与すると、免疫細胞の一つである「キラーT細胞」が活発になって増殖することを発見しました。つまり刺激されて増殖した「キラーT細胞」が、感染細胞を破壊して重症化を防ぐという事です。この「A24」は欧米人は10~20%位しか保有しないそうです。もしこれが現在、感染が穏やかになっている一つの要因であれば良いニュースですね。忙しい年末年始も「うがい」「手洗い」「3密を避ける」「ワクチン接種」など励行して、穏やかな新年を迎えたいものです。

▪️出典・引用/TBS/THE TIME YAOO! JAPAN ニュース

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