ハニー!にめまい?

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アメリカのどの街に行ってもあるダイナー(アメリカの大衆食堂的なレストラン)は、ザ・アメリカ!という感じで雰囲気も良い所が多く、美味しいかどうかは置いといて一度は体験しておきたいスポットかなと思います。そんなダイナーで働く陽気なウェイター(主にオーバー60歳のおばあちゃん)の多くに見られるのですが、お客さんの事をハニーとかスウィーティとか呼ぶ人が、とにかく多い。
これぞアメリカ!の真骨頂。

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最初はそんな筈ないと耳を疑ってしまった程に、聞き慣れないハニー呼び。恋人やかなり親しい友人にしか使わない愛称をお客さん言うなんて。
いやまぁ、嫌ではない。嫌ではないのだけれど、いちおう私は単なる客で、あなたの娘でも孫でも恋人でも無いのだけどな・・・と
ぼんやりツッコミ入れたくなるこの感じ。

私が日本人で若く見えてる(子供に見えてる)からそう言ってるだけかと思いきや、近くに座っている30代男性に対しても「パンケーキおまたせ、ハニー?」ってニコニコ笑いながら言っているおばあちゃん。もう距離感が近いというかそういう話じゃない。アイドル並みに”皆んなの恋人”的なおばあちゃん’S ダイナー以外でも、スーパーのレジ打ち中、郵便局の手続き中、飛行機でビーフorチキン?と聞かれてる最中、色んな場面で私を恋人のように呼んでくれるおばあちゃん達に、最初こそ戸惑ったけど。

あんな風に楽しそうにお仕事している彼女達はなんだか魅力的だし、自分も年をとったらあんな風に軽やかに働いてみたいなぁとも思わせる、あの輝き。世代なのか、アメリカの文化なのか。
何にしてもカルチャーショックです。

ダイナーを舞台にした青春映画「アメリカン・グラフィティ」

YUKOのおっと!アメリカ日記 より抜粋