ワクチン接種で社会の盾

集団免疫

集団免疫

ドイツ・ハンブルグ在住で医師の村中 璃子さんが、ラジオにリモート出演されて「集団免疫」について、興味深いお話をされていましたのでご紹介します。現在、日本でもワクチン接種が進んでいますがまだ人口比で約10%と言われています。これが20%になると集団免疫を獲得し始めるそうです。これがどんな効果を生むかというと、ワクチン接種に関しては持病で「接種できない人」または「接種しない人」「抗体ができない人」など、立場的に弱い人を健康な人達がワクチン接種をどんどんする事によりウイルスからの盾になり感染者が増えないようになるそうです。村中さんはこれを「山火事」に例えてお話をされていました。森の1本の木に火がついて、カラカラに乾いていればあっと言う間に山火事がひろがりますが、川が沢山あったり水を含んだみずみずしい木々だと容易には火は広がりません。水がワクチンで森が社会という訳です。抗体を持っている人が、免疫の盾となって社会全体に広がれば、ウイルスが広がるのを効率よく防ぐ事が出来るようになり、これが集団免疫だそうです。多くの方がワクチン接種をされて、1日でも早くマスクなしで、飲食店や旅行に出かけたいものですね。

※村中 璃子(むらなか りこ、ペンネーム)は、日本の医師、ジャーナリストである。言論活動には「村中璃子」を用い、医師としては本名で活動している。本名は「中村理子」

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▪️出典・引用/文化放送