千日回峰行

阿闍梨餅

京菓子司満月本店HPより

実は和菓子が大好きなんです。昨年11月22日から京都に行った時も、友人から京都のお土産の定番と勧められて、京菓子司満月本店に行き「阿闍梨餅」を初めていただきました。これは「あじゃりもち」と読みます。阿闍梨とは古代インドで使われていたサンスクリット語で高僧を意味し、日本や中国など漢字文化圏での呼び方です。少し横道にそれますが、私が阿闍梨と言う言葉を知ったのが、比叡山にて「千日回峰行」(せんにちかいほうぎょう)という荒業を39歳のとき得度して2度やられた「酒井 雄哉」(さかい ゆうさい)さんの書籍を読んだ時からです。皆さんも調べてください。ものすごい荒業で驚きますよ。本題に戻りますね。この阿闍梨餅の形は、阿闍梨がかぶる網代笠を模した事からこの名がついたとされています。厳しい修行とは逆に、大正期1856年に二代目の当主が開発した「阿闍梨餅」は、もち米、氷砂糖、卵で作られたをモチモチの生地に、地元丹波産の大納言小豆(大粒で煮ても皮が破れにくい)のつぶ餡を、たっぷり挟んで焼き上げた半生菓子です。一口いただくと薄皮に大納言小豆の餡子がめちゃくちゃ美味しいです。甘さ控えめなので2~3個はいけますよ。京都満月本店ではできたてを店頭で一個119円(税込)でいただけます。賞味期限は5日間位なので、固いと感じたらレンジで30秒ほどで美味しく頂けます。私はお土産に10個入りを3箱買い求めました。友人は10箱買っていました。東京では「西武池袋本店」「三越日本橋店」「伊勢丹新宿店」「高島屋日本橋店」で販売されています。人気商品ですので通販を利用されても良いと思います。京都にはまだまだ知らないものがありそうですね。

http://www.ajyarimochi.com/