映えはもういい!

be real

2分以内に撮影

いまアメリカZ世代(10代~20代前半)の若者を中心に「be real 」という、フランス企業により2020年リリースSNSアプリが、大人気となっているとの事です。本来の意味は「正直に話す・本音を言う・現実的な話をする」という意味の英語フレーズです。近年、身の回りの出来事や自身を、インスタグラムやツイッター、TikTokで”映え”を他人から評価される事を目指して、加工写真や動画が過熱気味に投稿されています。現実離れした写真や犯罪になるような動画もたくさんありますね。そんなSNSに支配されかねない現実に、アメリカの若者が疲れてきているのではと言われています。

アンチインフルエンサーアプリ

ラーメン屋にいました。なんて事も
(イメージです)

be realの通り”映え”とは全く無縁のアプリです。アプリをダウンロードし登録すると、毎日異なる時間にアプリから今していることを、写真に撮るように促す通知が届きます。時間は2分で、自身と周囲を1枚づつ撮影して投稿します。2分の時間内であれば取り直しも可能です。ただし、写真を投稿しないと友人や他の写真を見ることはできません。他にも特徴があります。
・写真の加工はできない
・フィルターも不可
・撮影時間は2分(2分以内であれば再撮影OK)
・いいねやフォロワーなどの機能はなし
・広告もなし

その時のありのままの自分を、スナップ写真で投稿し見るだけ。つまらない様に思いますが、近年アメリカでネット中毒に対して警鐘が鳴らされています。健全なネットを求める声の広がりかもしれませんね。

▪️出典・引用/NHK 2022国際報道・ヤフーニュース