絵文字
ポケベルによる数字の語呂合わせ

皆さんは日常で使用されているスマートフォンやガラケーで、メールに添付する絵文字が日本発祥で世界中で使用されている事をご存知でしょうか。
そして初期の絵文字176種類はニューヨーク近代美術館で常設展示になっています。
このきっかけは1987年登場した液晶画面付きの「ポケベル」の数字の語呂合わせからと言われています。当時は数字のみで、絵柄などは表示できませんでした。
(ブログ 2022年7月3日「ポケベルって?」)にも記載しました。
転機はNTTドコモが、1999年世界初のインターネットに接続出来るiモードの登場に搭載されていました。
当時は現在の様な絵文字ではなく、どちらかというと点の集まりで表現されたピクトグラムに近い物でした。
それでも気持ちや表現を表す手段として、若者を中心に日本中にあっと言う間に広がりました。
世界に広がるきっかけは当時、日本で唯一iPhoneを販売していたソフトバンクの孫正義社長が、強く絵文字の「Unicodo化」を主張し、2011年に「Unicodo化」された”emoji”がiPhoneに搭載されると一気に世界中に広まりました。
▪️出典・引用/NHK チコちゃんに叱られる!・ことば研究館